第6巻919番歌はこちらにまとめました。
第6巻 919番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 919番歌 |
作者 | 山部赤人 |
題詞 | ((神龜元年甲子冬十月五日幸于紀伊國時山部宿祢赤人作歌一首[并短歌])反歌二首) |
原文 | 若浦尓 塩満来者 滷乎無美 葦邊乎指天 多頭鳴渡 |
訓読 | 若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る |
かな | わかのうらに しほみちくれば かたをなみ あしへをさして たづなきわたる |
英語(ローマ字) | WAKANOURANI SHIHOMICHIKUREBA KATAWONAMI ASHIHEWOSASHITE TADUNAKIWATARU |
訳 | 若の浦に潮が満ちてくると、干潟が覆われてなくなるので、鶴たちが葦辺(あしべ)に向かって鳴きながら飛んでいく。 |
左注 | 右年月不記 但称従駕玉津嶋也 因今檢注行幸年月以載之焉 |
校異 | – |
用語 | 雑歌、作者:山部赤人、紀州、和歌山、行幸、土地讃美、羈旅、地名、動物、神亀1年10月5日、年紀 |